「ゴルフ場被害」

ルフ場の鳥獣被害について調査しています。岡山県ゴルフ協会、支配人会の協力により加盟35ゴルフ場にアンケートを行いました。その結果、県全域においてコース芝の掘り返しといったイノシシ被害の実態が浮かび上がりました。
3月~4月にかけて被害の大きいゴルフ場を中心に調査を行ったところ、プレーに支障をきたすケースが幾つもあり、試合への影響も出ています。
ゴルフ場では数百万円から多いところで2000万円の対策費をかけて電気柵や忌避音装置を設置し防護対策を行っています。なかには猟犬である「琉球犬」を飼育し対策に取り組むゴルフ場もありますが被害が収まらない状況です。
日本ゴルフ場支配人会連合会事務局によると北海道以外の全ての地域でイノシシ被害が発生しており業界として大きな課題であるとのことです。
国が策定した「抜本的な鳥獣捕獲強化対策」を受け、県は「第二種特定鳥獣管理計画」を策定し、シカ及びイノシシの個体群を適正に管理する取組を進めていますが、増えすぎたシカやイノシシによる被害は農林水産被害に限りません。
列車との衝突やゴルフ場被害等、幅広く被害実態を把握し、県の専門的知見を活かせるよう働きかけています。
PAGE TOP